お気に入り! ~伊賀焼 信楽焼~
今日はやきもの、伊賀焼と信楽焼を見に行ってきました。
伊賀焼も信楽焼も、基本は釉薬を一切かけず、絵付けもせずにただ焼くことで作られるそうです。窯の中の温度むらや火のかかり具合、灰のかかり具合で生ずる、いわゆる窯変でもって千差万別の表情ができるんだそうです。 その辺は僕の好きな備前焼と同じですね。
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窯の下のほうでは灰が沢山かかるため黒紫色のやきものが、そして上の方では、灰がほとんどかからないため赤茶色のやきものができるんだそうです。
灰がやきものの上に降り積もり、そして溶けて雫のように伝い、あの独特の色ムラができるんだそうです。てっきり上薬を塗っているのかと思っていました。
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信楽といえばやっぱりタヌキですね。そこらじゅうにタヌキのやきものがありました。
で、まず駅前の大きな販売店を尋ねてまわったところ、決まって、機械で型をとって電気窯で焼いた、判を押したような商品ばかり並んでいるのです。しかも明らかに信楽以外のやきものがメインなのです。なんじゃこりゃ?です。 
で、大きな販売店を避け、町のはずれにある窯元を尋ねてまわったところ、やっと昔ならではの手作りの、本当の信楽焼が見つかりました。
そのお店で、抹茶とお菓子を振舞ってもらい、おばあちゃんとお話をしました。
どうやらガセ信楽焼がはびこった理由は、お金儲けに走って、「手間のかかる、歩留まりの低い」本来の信楽焼を捨てて「機械で大量生産、歩留まりの高い、うけのいい模様」に移っていったためだそうです。ここ10年位の話だそうです。おばあちゃんから、「じっくり手元に置いて使ってみてちょうだい。そうすれば本当に愛着のわくものがどういうものかわかるから。そうやって目が肥えれば本当にいいものがわかるようになるから。」とのお話でした。 昨日に続いて、”お気に入りマニア”の僕の心をくすぐる会話です。この後さらにおばあちゃんと1時間ぐらい長話をしていました。
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で、このお店で花器を2つ買いました(右上の二つ)。明日さっそくお花を生けてみたいと思います(人生初挑戦)。どうなることやら。  左の二つは伊賀焼です。伊賀焼は松を薪として用いていて、その灰により生ずる緑色の模様(ビードロと呼ぶそう)が特徴だそうです。 透き通った不思議な色です。
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by hige-tyoro | 2006-08-17 22:24 | お気に入り
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