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Michael Schumacher
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 今日のF1イタリアGPにて、ミハエル・シューマッハが今シーズン限りでの引退を発表しました。
F1デビュー時から彼のレースをずっと見続けてきた僕にとって、今日の引退はとても感慨深いものがあります。
 彼のすごさは、単にドライビングテクニックが優れているだけでなく、どんな逆境でも決して諦めない心の強さ、集中力の高さとその持続力、強靭な体力、明晰な頭脳、自分の感情をコントロールする力、そして周りのスタッフをやる気にさせるリーダーシップ、それらすべてを持っていることでした。 
 そして何より僕がすごいと思うのは、勝つために恐ろしいほどの努力を行っていることと、それを可能にするモチベーションの高さです。
 僕もレースをかじってみて初めて分かったのですが、自分に対していっさいの妥協なく努力をし続けるということは無茶苦茶しんどいことです。人間だれでも「まぁ、これぐらいでいいか。。」と自分に対して甘えがでるものだと思います。それを跳ね除けてよくぞ今までトップドライバーとしてやってこれたものだと思います。どれほどの努力をしてきたのか想像できません。
 今シーズンに入る前、彼は「できることはすべてやった。今シーズンは進退をかけて戦う」と述べていました。 出来うる限りの準備をし、そして全力でレースを戦ってみて、彼はもう昔のように走れないこと、若いアロンソに敵わないことをきちんと知ったんだと思います。そして引退を決意したんだと思います。引退を述べる彼の顔はいい表情だったと思います。
僕もそうした真正面からぶつかるような生き方ができればなぁ、と憧れるのです。
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by hige-tyoro | 2006-09-11 00:17 | カート
レース!
8/11~13で、鈴鹿サーキットのレースに出場しました。
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スズカはサーキットの規模、ドライバーのレベル、共に国内トップクラスであり、今回のレースも200台以上のエントリーがありました。スズカは他のサーキットと比較して路面がとてもフラットであり、かつ低速から高速までのコーナーがバランス良く配置されているため、ドライバー,フレーム,エンジンの3要素がすべて揃わなければ勝てません。また練習時とレースで路面状況が大きく変化し、セッティングを出すことが非常に難しいことも特徴です。1周1.264kmのコースを50秒で周回します。平均時速は91km/hになります。
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レーススタート前の状況です。極限までコンセントレーションを高めます。もっとも心拍数があがる瞬間です。
さすがはスズカサーキット、ちゃんとレースクイーンだっています。
制服に演出があって、掲示板を上げると、
はぃ~。
おへそがみえちゃいます。
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この個性豊かな面々が今回のレースのスタッフです。
・メカその1:ビール飲んで顔が真っ赤です。完全に酔っ払いです。(おーい)
・メカその2:同じくビール飲んで寝ちゃいました。(おぉーぃぃ)
・監督(師匠):レースやり続けて30年のおっさんです。僕が現役バリバリの頃は、このおっさんと毎日1時間ぐらい、どうすれば速くなれるのか、勝てるのか、電話でディスカッションをしていました(そんなことをしているから彼女ができなかったんでしょう)。技術知識、心構えはすべてこのおっさんから学びました。尊敬する偉大な師匠です。

そして僕のレース結果は!!
20番台でした。。
昔はトップ争いして当たり前だったんだけどなぁ。。
やっぱり現役を退いてさぼっていた分、結果が正直に返ってきます。
それがレースのいいところであり、残酷なところでしょう。本当に努力し、才能のある人にだけいい結果がくるのです。だからこそ昔あんなに僕も努力したのでしょう。
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レースが終わったらみんなでお決まりの焼肉”みさき屋”へ。
とっても美味しくて安く、大満足のお店です(ちなみにこの日は2時間待ちの大繁盛)。レース関係者がよく来ることでも有名で、お店にはいろんドライバーのサインが飾ってあるんです。
こうして僕のお決まりのレースウイークが過ぎていくわけです。
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by hige-tyoro | 2006-08-14 12:06 | カート
帰り道
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カートのお師匠から突然電話があり、来週末の鈴鹿のレースに急遽出ることになりました。というわけで、昨日、おとといと連続でカートの練習走行に行ってきました。
その結果は、、、
まず暑さに体が参ってしまって走りだす前からダウンぎみです。そしていざ走り出すと全身が瞬く間に筋肉痛になり、あっというまに動けなくなってしまいました。なさけないもんです。来週はレースだというのに。。 やっぱり現役の時のようにはいきません。
それでも、周回を重ねるごとに眠っていた感覚が少しずつ目覚めるような実感があり、充実感を得ることができました。また、少しずつ気持ちが昂ぶり、気合が入っていくことがわかります。こういうとき、こんな僕の中にも大きな闘争本能が隠れていることを自己認識するのです。

練習走行の帰りになぜか夕焼け空が気になり、写真を撮りました。雲の陰がおかしく感じられたのです。雲が夏らしい形になってきました。
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by hige-tyoro | 2006-08-08 00:32 | カート
愛車!
d0076014_22253382.jpg今日は久々にサーキットにいってきました。
現役一線を退いてもう3年。昔のようにチャンピオン目指してレースに出ることはないものの、今でもこうしてサーキットに足を運びます。
サーキットでエンジン音を聴き、オイルの匂いを嗅ぐと、その雰囲気に「あぁ~、いいもんだねぇ」と心がわくわくしてくるのがわかります。
そしていざ走りだすと、スピード感や限界を攻める面白さに夢中になって、「あぁ~、本当にいいもんだねぇ」と再度実感が沸いてくるのです。

d0076014_2226516.jpgこれが僕の愛車です。
こんな小さなマシンでも100km/h以上のスピードがでます。
コーナリング性能も高く、2G以上の横Gが発生します。
ちなみにこのマシンカウルは、僕の尊敬するドライバー、そして心の師匠であるEIKOの高須さんのお古です。
d0076014_22262279.jpg凝り性の僕は、もちろん整備道具にも凝ります。
工具屋さんに何度も通って、少しずつお気に入りの工具を増やしていきました。お気に入りの工具が見つかったときはニヤニヤもんです。
それから、工具箱台は気に入ったものがなかったので自分で作りました。
超小型折りたたみ自転車は広いサーキットを行き来するのに重宝します。
ただし、この自転車に乗っている様は”サーカスで自転車に乗るクマのよう”との指摘があります。
d0076014_22575346.jpgd0076014_2258173.jpgで、このたくさんの荷物、なんと軽のバンに全部載っているのです。狭いスペースを余すことなく上手につかって詰め込みます。
「わー、こんなにたくさん荷物が載ってるんだ~」という声を聞いたときは、思わずニンマリです。
d0076014_2323370.jpgこれがカートトランポのエブリー、”エブリやん”です。バモスとどちらにしようかかなり迷ったのですが、結局、値段でエブリやんに決めました。ですが乗っているうちに愛着がすごく沸いてしまって、「エブリやんを選らんでやっぱりよかった。この子の方が男前やし!」などと思っています。親バカ入ってます。
ノーマルからサスとホイールを変えてます。近々マフラーも変える予定です。
屋根の上に棚があって(もちろん手作り)、カートタイヤを3セット載せることができます。遠征レースもばっちりです。
d0076014_2324146.jpgこの前のGWは、エブリやんからカート荷物を降ろし、布団を積んで新潟に車中泊の旅に行ってきました。エブリやんはアウトドアにもばっちりです。本当に大好きな愛車です。

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by hige-tyoro | 2006-07-29 21:26 | カート
わが社の有名人
実はわたくし、新聞に載ったことがあります。
決して悪いことをしたわけではありません。それから、めちゃくちゃローカルな地方新聞に
おまけでちっちゃく載っただけ、なーんてわけでもありません。
正々堂々、産経新聞という全国紙に載りました。

どのような記事かというと、「わが社の有名人」という企画物で、仕事以外でがんばるものを持つ人を、毎回紹介するというものです。
それで、私の会社に取材申し込みがあり、広報にいた同期がカート馬鹿の私をヘッドハンティングしたというわけです。恥ずかしがりの僕は最初渋ったのですが、「顔を出さない」との約束で、でることにしました。で、大阪からわざわざ東京まで取材を受けにいったわけです。

そしていよいよ取材が始まりました。きれいなおねーちゃんが取材に来てくれると決め付けていたのですが、来たのはおっさんです。少しがっかりです。まぁそんなことはさておき、取材が始まると、私はカートに対する思いのたけを熱心に述べました。前々回のブログ内容「カート!!」で書いたように、カートに対する熱い想いを、まじめに、熱心に熱心に述べたわけです。取材は1時間程度だったと思います。

そして数週間が過ぎ、いよいよ記事が出る日がやってきました。こんなことは一生ないでしょうから、会社の同僚、同期はもちろん、親や兄弟、友人にも話をばら撒いてあります。
そしていよいよ新聞が届きました。少し緊張しながら読み進めます。「あぁ、やっぱり新聞記者。うまく文を書くもんだなぁ」と少し関心しながら読み進めます。次第に話は盛り上がりを見せ、そして最も重要な締めの部分がやってきます。 そしてそこに書いてある言葉は、、、 
「レースを理解してくれる女性じゃないと結婚なんかできません」。。。。。
あぁ~ん? 誰がそんなこと言ったぁ~? いい話で盛り上げて、最後の落ちがこれなんかぁ~? 僕の情熱がぁ~。 これじゃお笑い系じゃないか~。ううぅぅ。。 親も読んどるがなぁ~。
その日、母から心配した声で電話があったことは言うまでもない。
マスコミは怖いもんです。

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by hige-tyoro | 2006-07-27 00:31 | カート
カート!!
僕の人生に最も大きな影響を与えた趣味といえば、やっぱりカートでしょう。
始めた当初はマシンに乗れるだけで楽しくて楽しくてしょうがありませんでした。
本当に夢見心地でした。

そしてレースに参加するようになり、今度は誰よりも速く走り、1番になるためにカートをするようになりました。そうなってからは毎日が試練です。

レースに勝つために厳しいトレーニングや減量を行い、ライバルに勝つためのイメージトレーニングを常に行い、マシンテストデータを毎日ながめて課題の抽出とアイデアのリストアップを行い、それらを盛り込んだ次の走行プログラムを作成し、そして週末はサーキットでマシンテストと整備に明け暮れ、食費を削ってパーツ代にお金をまわし、、、といった具合です。毎日が自分との闘いです。 
でもそこまでがんばっても現実は残酷で、すぐに勝てるわけありません。負けてばっかりでした。趣味でありながら、99%は辛いことばっかりです。 

ですが歯を食いしばって何年もかかった末に、ついに優勝することができました。写真はそのときのものです。ストレートでは空気抵抗を少なくするため伏せるのですが、この写真を見ると、その時の僕の闘争本能や気迫、勝ちたい気持ちがよく思い出されます。この初優勝の時の気持ちは、本当にすばらしいものでした。  

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レースを通じて学んだ、1番を取るということ、自分に勝つということ、気合や根性が大切ということ、世界にはすごい人が沢山いるんだということ、苦労の末に手に入れた成功はとても感動するんだということ、それらのことはレースに限らず他の全てのことに繋がっていて、今の僕の大切な財産になってるんだと思います。 なにかがんばるということはいいことです。

[左の写真について]
真ん中が初優勝のトロフィで右がそのときのシャンパン。参加100台ほどの激戦でした。
そして左はこの年のシリーズ賞トロフィ(2位)。スズカサーキットだけに鈴をつけた鹿が載っているわけです。 最終戦で追突されてリタイアし、逆転でチャンピオンを奪われての2位でした。あー、悔しい。
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by hige-tyoro | 2006-07-24 00:33 | カート