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ピアノを始めたときのこと
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 僕がピアノを始めたのは18の浪人時代のときでした。

 その当時、僕はとても内向的な性格で、自分のあらゆることに大きなコンプレックスを持っていました。人と打ち解けることがすごく苦手で、家の外にでればストレスの溜まることばかり。 そして家に帰れば、「いい大学に入って何になるの?」と勉強に反抗的な態度に、親に怒られてばかり。 

自分は何をすべき人間なのか、自分の存在理由は何なのか、悩んでつらくなる毎日の中で、ふとピアノを弾いてみたいと思うことがあったのです。 

 アップライトピアノが家にあり、ハーフペダルにしてこっそりと弾いてみました。すぐにピアノに夢中になりました。

最初は好きな曲を自分の手で奏でる面白さに夢中になり、そしてそのうち、つらかったこと、悲しかったこと、嬉しかったことなど、言葉にできないような気持ちをメロディーに込めて表現できることにピアノの良さを感じるようになりました。 その時よく弾いていたのはエンヤのアルバム”water mark”の中のピアノソロ曲でした。

そうやって僕とピアノの付き合いが始まったのです。 
by hige-tyoro | 2006-10-16 01:31 | ピアノ
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