どうも最近、ひげちょろの身辺ではピアノの話題がホットです。 過去の記事「初めての発表会」がきっかけで、ピアノ好きの友人らとピアノサークルを立ち上げようと話が持ち上がり、それで昨日、この狭いひげちょろの部屋で総勢8人のピアノ会が開催されたのです。 「メインは飲み会」なんてことを言いながら、ちゃんと一人ずつ、みんなの前で演奏を披露したんです。 それでひげちょろが弾いたのは、坂本龍一の”戦場のメリークリスマス”と、ドビュッシーの”アラベスク1番”。 ひげちょろの定番曲。ですが酔いと緊張で、ずいぶん千鳥足の演奏になっちゃいました。 ははは。 まぁブランクが長いからしょうがないか。 ははは。 でもちょっと悔しいからこっそり練習しちゃおうか。 まぁそんなことはさておき、みんなのピアノ生演奏を聴けてよかったよかった。 演奏を聴くこと自体が楽しいのはもちろん、演奏を通じてその人の人柄をより深く知ることができ、もっと仲良くなれるんじゃないかとひげちょろは思うわけです。 それからこのピアノ会ではみんなで仲良く晩御飯を食べました。 タイ風カレーにサラダ、プリンと、おいしい手作り料理を用意してもらってみんなどうもありがとう。 またぜひ集まりましょうね。 #
by hige-tyoro
| 2007-03-18 23:12
| ピアノ
電機メーカー勤務なのに家電製品にまったく疎いひげちょろ、そんな僕がめずらしくiPodを買ったのです。こんなに小さいのに2万曲も入るそうな。はぁ大したもんだ。時代の進歩はすごいものです。
それでさっそく、CDを片っ端から棚から引き出し、iPodに落としていたのですが、あるCDに手が伸びたところで、ふっと昔の思い出が胸をよぎったのです。 曲はベートーベンの熱情ソナタ。 これは僕が大学に入ったばかりの頃の話。 その当時、僕にはピアノサークルの先輩で、ある憧れの女性がいたのです。 その人はとても物静かでやわらかな雰囲気をもち、なんとも言えないやさしさで心を満たしてくれるような、そんな魅力を持つ人でした。 僕は月日を重ねるごとにその人に対する想いを募らせていったのですが、そんな僕の恋心を決定的にしたのは、演奏会でのその人の演奏でした。 曲目はベートーベン ピアノソナタ 熱情 第1楽章。 ベートーベンの曲のなかでもことのほか激しく、”熱情”との題目がぴったりなこの曲。 それを、あのやさしくて物静かな先輩が、普段決して見せることのない心の奥底にある感情を強く激しくほとばしらせ、演奏したのです。本当に、本当に素敵でした。 そうしてそれ以降、大学からピアノを始めたばかりでへたっぴの僕は、少しでもあの憧れの先輩と近しい存在になりたいと願い、そのためにピアノを上手くなるんだと決心して毎日何時間も練習をするようになりました。5時間でも6時間でも練習しました。 目標は、一年後の演奏会でショパンの幻想即興曲を、あの人のために弾くことです。初心者がいきなりこの曲を弾こうとするなんて馬鹿げているのですが、でもそう決めたのです。 そうしてその一年後。僕は本当に幻想即興曲を演奏会で弾きました。一途な強い気持ちがあったからこんながんばりができたのでしょう。このときの経験は今でも僕の財産になっていると思います。 そして、ぼくの恋の行方がどうなったかは、 もちろん秘密。 #
by hige-tyoro
| 2007-03-04 23:59
| ピアノ
気付いてみればブログを始めてすでに半年以上。 こんなに長く続くとは思いませんでした。 これもひとえに温かいコメントを頂戴しているみなさまのおかげ。
それから、コメントのやりとりやブログ訪問を通じ、その人の存在をとても身近に感じとれたり、新たな一面を知る魅力があったことも、ブログを続けれた要因であったと思います。ブログはその人の個性をよく表現してくれる場だと思います。 さて、そうやってブログを続けるうちにあるコンプレックスが芽生えだしたのです。それは自分の文章力のなさ。 ひげちょろは本当に根っからの理系男子。数学と物理が好きで英語と国語がとっても苦手、というよりまったく興味なし。 「文章なんて内容が伝わればそれでよし」と決め込んでいたのですが、ブログに接するようになった今は美しい言葉の世界をこの手で生み出してみたいと少し憧れるのです。 なんだか知的で素敵じゃないですか。 というわけで、その対策としてとりあえず本を読もうと思い、生まれて初めて雑誌以外の活字本を買ってみました(本当に初めて!)。 初めてなので何を買っていいのかまったくわかりません。で、2005年本屋大賞を受賞した恩田陸の『夜のピクニック』なるものを買ってみました。友達が絶賛してたし。 これをきっかけに本が好きになればいいんですがねぇ。 どうですかねぇ。 (くじけたら北斗山のせいだ!) みなさん、お勧めな本があればぜひ教えてやってくださいまし。 p.s.近所の空き地にスイセンが生えていたのです。いつもの和風とは趣きを変えて牛乳瓶に生けてみました。 なんともいえない甘い香りが部屋に漂っています。 #
by hige-tyoro
| 2007-02-24 23:59
| 生け花
今日は友人のピアノ発表会にいってきました。
友人は1年前からピアノを習い始め、今日が人生初の発表会。とても緊張の面持ちでした。 その気持ちよくわかります。 自分の番が近づくにつれて緊張感が次第に高まり、そしていよいよ自分の順番がくると、名前を呼ばれてステージ上に一人歩み出るのです。そしてお辞儀とともに大きな拍手を受け、スポットライトを浴びるグランドピアノにつくのです。 鍵盤をみるとスポットライトの光に鍵盤が輝いてとてもまぶしく見え、そして観客席を見ると真っ暗で吸い込まれそうな恐怖感を感じるのです。 そんなプレッシャーの中、友人は素敵なショパンを聴かせてくれました。 職場ではクールで感情を表に出さない彼ですが、今日のショパンの調べは、不器用ながらも確かに心のこもった、真面目な演奏であったと思います。 また次回の発表会を楽しみにしております。 今日は彼以外にも発表会デビューの人たちが何人かいて、その人間模様にいたく感心しました。 ヨン様の顔写真をお守りとして譜面台にのせ、冬ソナを熱演するおばさん。 演奏が緊張で失敗してししまい、演奏後のインタビューで司会のマイクを奪い取って面白おかしく熱弁するおばちゃん。 おばあちゃんの見守る中、震える指先で必死に演奏するおじいちゃん。 みなさんそれぞれピアノと素敵な関係を築いておられました。 僕も末永くピアノと付き合いたいなぁと思った一日でした。 #
by hige-tyoro
| 2007-02-18 22:32
| ピアノ
90cm水槽をいよいよ作り変えることにしました。 僕のデビュー作となるこの水草水槽。1年半にわたって長らく目を楽しませてもらいました。 潰してしまうのは惜しいとも思ったのですが、新たな水景を作るワクワクの方が勝ってしまって作り変えることにしたのです。 ちゃんと写真に撮って記録も残してあるし。 いろんな人に見てもらったし。 心残りは、、 ちょっとあるけど、、 でも新たな作品へと足を踏み出したいと思うのです。 で、今日は一日かかって水槽の撤去作業をしました。水を抜いて石や流木を取り出し、水草をとりだし、お魚をすくって土を出し、ピカピカにみがいて終了。と思ったら部屋中あちこち水浸しで雑巾がけ。あ~疲れた。 お魚さんにはとりあえず60cm水槽の方に引っ越してもらいました。 住み慣れた水槽からの突然の引越しで、みなさん緊張の面持ちです。しかも狭くてなんだか居心地が悪そうです。申し訳ない。 新しいお家が完成するまでもうしばらくお待ちを。 #
by hige-tyoro
| 2007-02-12 21:57
| 熱帯魚
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